指定校推薦の校内選考の仕組み・選考基準を経験談をもとにわかりやすく解説!

指定校推薦の校内選考は指定校推薦の受験よりも大事です。

校内選考で、自分が選ばれるか選ばれないかで、自分が行きたい大学に行けるかどうかの未来が決まります。

ともっち

実際に、僕は指定校推薦の受験で合格したときよりも校内選考で自分の行きたい大学の推薦が決まった時の方が嬉しかったのを覚えています。

なぜなら、校内選考で選ばれさえすれば、指定校推薦は受かったようなものだからです。

校内選考で自分が選ばれるためには校内選考の仕組みやどのような人が校内選考で勝つことができるのか知る必要があります。

このことを知っているか知らないかで、あなたの大学が決まるかどうか決まる本当に重要なものです。

校内選考の仕組みを知らなきゃ裸で戦をするようなもの!

校内選考の仕組みを知らないことは、裸で戦に行くようなものです。

校内選考は、どこの大学の指定校推薦をもらいたいか志望動機書を提出することから始まります。

ここで、注意したい点は、大学に提出する志望動機書ではなく、

学校の先生に「この大学に行きたいんだ」という思いを届けるための志望動機書です。

この時、今まで通り志望していた大学に志望動機書を提出する人もいれば、競合相手に負けると踏んで志望大学を変える学生もいます。

そして、志望動機書を提出すると、高校の先生が話し合い、誰をその大学に行かせるのか成績や授業態度などをもとに校内選考をします。

校内選考の選考基準は、

評定平均>人間性>授業態度>校内奉仕活動

の順で決められます。

もし、どちらも同程度の評価を受けた場合は、志望動機書を見てどちらをその大学に生かせるか決めます。

この校内選考に通ることができれば、指定校推薦の場合、ほぼ100パーセントでその大学に合格することを意味します。

経験談に基づいた校内選考の事例を紹介するよ!

ほとんどの校内選考はこんな感じ

男A 評定平均4.9  学級長経験あり 部活ではキャプテンを務める 

女B 評定平均4.8   ロシアに1年間留学経験あり 

この場合、どちらが指定校推薦を勝ち取ることができたと思いますか?

答えは、男Aです。

評定平均も女Bに優っており、学級長や副キャプテンをしていたことが強みとなりました。

もし、あなたが指定校推薦を狙っている相手が、自分より評定平均が下で学級長などを務めていない場合、勝てる可能性が大きいでしょう。

評定平均が低くても受かった事例

男C 評定平均4.2  授業態度は良くない バイクがバレた経験あり

男D 評定平均3.6   授業態度普通 部活動では副キャプテン

この場合、どちらが指定校推薦を勝ち取ることができたでしょうか?

答えは男Dです。

評定平均は男Cの方がいいにも関わらず、校則を破った経験があるせいで、男Cは選ばれませんでした。

この場合、成績よりも人間性を重視されたという見方ができます。

評定平均が競合よりも高いにも関わらず、校内選考に落ちてしまう場合もあることを頭の片隅にでもいいので残しておきましょう

しかし、評定平均が低くて逆転をすることは本当に稀なことも事実です。

欠席日数は選考に影響した事例

W大学 

評定平均4.0以上 

男E 評定平均4.5 欠席多め 競合なし

この人は指定校推薦をもらうことができたでしょうか?

答えはNOです

大学が基準としている欠席日数よりも多く欠席していたために、競合がいないにも関わらず、指定校推薦をもらうことはできませんでした。

欠席日数が多いと思い当たる人は、事前に学校の先生に確認しておくのが無難でしょう。

志望動機書が運命の別れだった事例

女C 評定平均3.5  キャプテン経験あり 学級長 志望動機書 優

女D   評定平均3.5  キャプテン経験あり 副学級長 志望動機書 劣

この場合、どちらが指定校推薦で校内選考が通ったでしょうか?

女Cも女Dも評定平均や学校での活動も同じ程度、評価されていました。

教師たちは悩みに悩んだ末に志望動機書の優劣で指定校推薦を決めることにしたのです。

その結果、指定校推薦に決まったのは、女Cの方でした。

偏差値が高い大学であれば、競合の評定平均が似たり寄ったりすることが多いので、志望動機書はしっかり書くことをおすすめします。

指定校推薦の校内選考で一人の事例

A大学

女の子Q  評定平均4.0

この女性Qは、校内選考で競合がいなかったにも関わらず、女の子Qは校内選考に通りませんでした。なぜなら、この女の子Qは生活指導の常連だったからなんです。

このように成績以外にも出席日数や普段の授業態度、生活指導を受けた回数、校則違反など様々な要素で校内選考が決まります。

校内選考の場合、一人だから確実に取れるとは限らないのです。

校内選考の情報戦で嘘をついてしまった事例

男子W  評定平均 4      評定平均4.3であると周りに嘘をつく

女子S  評定平均     3.5  

指定校推薦の校内選考の前には、情報合戦が繰り広げられます。

それは校内選考前のどの大学を志望するのか志望票が一度提出をすると変更することができないからです。

その中で学生同士は自分の成績を高く見積もった嘘をつき合う場合があります。

評定平均値は圧倒的に勝っていたにも関わらず、周りを騙そうと嘘をついた結果、男子Wは負けてしまいました。

校内選考の情報まとめ

・このように校内選考は競合相手を知ることが大切であること

・そして、校内選考の基準は評定平均>人間性>授業態度>校内奉仕活動であること

・欠席日数は校内選考で影響を与える

評定平均が競合よりも低くても受かる場合はある

以上「指定校推薦の校内選考の仕組み・選考基準を経験談をもとにわかりやすく解説!」でした。

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