指定校推薦の校内選考を出す前が、指定校推薦の中で一番の勝負どきです。
その理由は3年間いくら努力していたとしても、
自分より評定平均が上の人と指定校推薦を出す大学が被ってしまったら、全てが水の泡になるからです。
そして、指定校推薦を狙っている人はこの事がわかっているので、
「誰がどの大学に指定校推薦で志望するのか?そして、その志望する人間の評定平均はどの程度あるのか?」という情報を集めます。
そこで発生するのが嘘。
隣のクラスの友人
親友
俺、指定校推薦じゃなくて一般受験で大学入試を受けるよ(評定平均4.8やし、誰も勝てんやろww)
今まで友人だと思っていた人でも平気で嘘をつくのが指定校推薦の校内選考前の情報戦です。
人生がかかった戦いの中で、人の本性が現れます。校内選考さえ通ってしまえば、合格ですからね。まさにライアーゲーム。
では、指定校推薦の校内選考前の情報戦に勝つためにはどうすればいいのか?ご説明していきます。
はじめに:なぜ校内選考前に指定校推薦を受けたい人は嘘をつくのか?
ともっち
校内選考の希望票を提出すると、変更することはできません。
だからこそ、実際よりも高い評定平均を吹聴して周りを信じさせれば、自分よりも本当は評定平均が高い人間が諦めてくれる可能性が生まれます。(わざわざ負け戦をしようと考える人は少ないでしょうから)
つまり、できる限り自分の競合となる人を嘘をつくことで排除しようという魂胆で行っているのです。
盛った評定平均の噂を流すのが戦略として正しいのか?
この記事を見ているあなたは絶対に自身の評定平均を盛ったり、嘘をつくことはしてはいけません。
指定校推薦の校内選考の評価基準の記事でも紹介しましたが、校内選考の評価基準には人間性も含まれています。
大前提として、指定校推薦は高校側と大学側の信頼関係によって成り立っています。
果たして、他人の裏をかこうとする人間を、高校側は大学側へ自信を持って送り出すことができるでしょうか?
答えはNOです。下手な真似をして、校内選考に落選してしまえば、悔いても悔いきれない後悔をするでしょう。
余談だが、校内選考前に周りに嘘をついた人間はどうなったのか?
校内選考前に周りを出し抜こうと嘘をついた人間は、結果的に校内選考で落ちてしまいました。
もちろん、二次募集にも応募しましたが、人間性に難ありという評価が下され、指定校推薦を使うことができない結果に至りました。
また、周りを騙したことが後々になってバレてしまい、周りの友人は彼と距離を取るようになりました。
つまり、残りの高校生活はボッチ生活を送ってしまうハメになってしまったのです。
ここからわかることは、大学受験の合格を目的に嘘をつくという悪魔に魂を売ってしまう行為をすると、友人や教師など多方面からの信頼が消失してしまうということです。
そもそも情報収集をすることは必要なのか?
ともっち
はじめにお伝えしたように、「誰がどの大学に進学するのか?評定平均はどのくらいあるのか?」という情報が校内に駆け巡ります。
その結果、嘘と真実が混ざり合って、有名大学で人気の枠だったにも関わらず、校内選考の二次選考まで枠が余ってしまったということが多々あります。
評定平均があまり高くなく有名大学に行けないと思ったけど、諦めずに情報収集をしていたおかげで競合がゼロで有名大学の校内選考に通った!なんてことがあるのです。
競合の嘘を見抜き、情報収集をするためには?
ここまで読んでくれていたあなたには一つの疑問が生じているでしょう。
悩んでいる人
ともっち
指定校推薦を志望する人にとって、志望大学や評定平均などの情報は宝です。
しかし、校内選考が始まる9月まで、自身の情報が人生を左右するほどの価値があることを知らず、自身のクラス内順位などの情報を友人などに話すことがあります。
その情報を集め、自身のクラス内順位と競合のクラス内順位を比較して、大体の評定平均を探ることができます。
情報収集法①高校1・2年生なら今からクラス内順位の把握をする
と言っても上記のような方法を取っても直近の評定平均しか予測できません。
だからこそ、高校1・2年生の人は自分自身のクラスを含め、他クラスのクラス内順位の上位者を把握しておきましょう。
ともっち
大概の高校生の大学に入るための仕組みとして認知しているのは、一般入試やAO入試程度です。
先ほども伝えたように、情報は宝です。指定校推薦という入試制度を教えることは、自ら敵に塩を送ることになるのです。
また、当然ながら、評定平均は高ければ高いほど有利なことは言うまでもありません。まだ受験と程遠いと思ってる高校1・2年生でも気を抜かずに評定平均5を目指して勉強することも忘れないでくださいね!
情報収集法②自分が持っている情報とトレードする(交換する)
何度もお伝えしていますが、指定校推薦に関する全ての情報は、自分の行きたい大学に進学できるかどうかの超重要なものです。
しかし、指定校推薦の纏わる情報が重要なのは自分だけではなく、周りの指定校推薦を狙っている人間も同様なのです。
自身の情報は出来る限り明かさずに、今までのクラス内順位上位者や志望する大学などの情報を提供し、相手と自分のお互いがWINーWINになる情報交換を行いましょう。
- 情報交換相手と自分の志望大学が違う
- 同じクラスになったことがなく情報の被りが少ない
- 信頼を置くことができる人間
特に情報交換相手と志望大学が違うことは、念頭においておきましょう。
まとめ
- 情報戦に勝つためには嘘をつかない
- 高校1・2年生であればコツコツ情報を集める
- クラス内順位から評定平均の推測をする
- 指定校推薦という制度を知らない人もいる
- 個人の評定平均や志望動機の情報は宝
以上の5つを押さえておけば、校内選考で負けることはないでしょう。
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