【保存版】 引用・参考文献の書き方|レポートや卒論に役立つ情報まとめ

引用・参考文献の書き方を学ぶことは、大学生として必須事項です。

なぜなら、レポートや発表の時に、参考文献が書かれていないと減点されるからです。また、卒論の場合、参考文献の書き方が正確でなければ、提出ができない場合があります。

今回は引用・参考文献の書き方および参考文献を書く際に気をつけるべきことや書き方を詳しく紹介していきます。

注意
卒業論文など参考文献の書き方に書式が指定されている場合はゼミの教授などの従いに沿って参考文献を書くことを強くお勧めします。また、今回は文系の参考文献の書き方です。

 

参考文献を書くときに信頼性があるかどうかを確認する

参考文献を書く前に必ず確認しなければいけないことがあります。それは信頼性のある文献かどうかという点です。

信頼性のある可能性が高い文献
  • 金融庁などの官庁が発表した統計
  • 新聞
  • 大学や研究機関が発表した論文
  • 学術誌
  • 専門の非営利団体
  • 専門家が書いた書籍
  • 大企業やシンクタンクが書いたWebページ
  • 雑誌
  • 引用数の多い論文

書籍であればどの本でも信憑性の高いであろうと考える人がいますが、今の時代、個人でも本を簡単に出版することができるので、信憑性については自分で精査する必要があります。

また、公的な機関が発表したものやその道の専門家が書いた論文、学術誌など添削や精査されているものは信憑性があると考えてもらって構いません。

信頼性のない可能性が高い参考文献
  • 個人のWebサイト
  • まとめサイト
  • 個人出版の書籍
  • 雑誌名や機関名の記載のない論文
  • 大学生が発表した論文(〇〇ゼミ)
  • 10年以上昔に書かれた論文
  • ラジオ
  • テレビ
  • Youtube
  • 学内誌
  • Wikipedia

論文をPDFで探すと、大学のゼミ生が作った論文や雑誌名の記載のない論文が見つかります。これはどこにも精査されていない文献の可能性が高いので、信頼性にかけています。なので、あまり引用するのは好ましくありません。

また、10年以上前に書かれた論文も最新のデータと矛盾している可能性があるので、この文献が信頼性に長けているのかどうか他の論文と比較して判断しなければいけないことに注意が必要です。

論文だからと言って、参考文献に記載しても良いという考え方は捨てましょう。

一般的な参考文献の書き方について

書籍の参考文献の書き方

著者名 (発行年) 『書籍名』 出版社.

例文

①金子勝 (2019) 『平成経済の衰退の本質』 岩波新書.

②内田樹 (2002) 『寝ながら学べる構造主義』 文春新書.

③竹内悊 (2019) 『生きるための図書館ー1人ひとりのために』 岩波新書.

④河井酔茗・町田柳塘  (1931)『古詩新韻』雅声社.

⑤編 石坂健治・夏目深雪(2019)『躍動する東南アジア映画~多文化・越境・連帯~ 』論創社.

⑥バーンバウム ・アルフレッド(1994)『ダンス・ダンス・ダンス』(村上春樹訳)講談社インターナショナル

 

補足説明

①②基本スタイル

③ 副題がある場合はー(棒線)で書けば良い

④2人以上で本が書かれている場合は・(カンマ)でつなげれば良い

⑤編著の場合、名前の前に編を記載

⑥翻訳書の場合、著者名は名前→苗字ではなく、苗字→名前。書籍名の後に翻訳者の名前

書籍というのは教科書や参考書および小説の他、新書なども上記の書き方を使えば参考文献として記載することができます。また、引用する場合は出版社の後ろにページ数を記載することで正しい引用をすることができます。

 

また、海外の人が描いた作品は、名前→苗字という順番になっているので、参考文献に書く際は苗字→名前の順番で書くことを念頭に置いておきましょう。

論文の参考文献の書き方

著者名.(発行年).「論文名」.『雑誌名』号数,ページ数.

花枝英樹・芹田敏夫. (2008). 「日本企業の配当政策・自社株買い—サーベイ・データによる検証—」. 『現代ファイナンス』24, pp.129-160.

久保克行, & 齋藤卓爾. (2009).  「配当政策と経営者持株―エントレンチメントの観点から―」. 『経済研究』60(1), pp.47-59.

補足説明
①この論文は第24号なので24と表す。

②第60巻1号なので、60(1)と表す。

論文を引用するときに確認事項があります。それは雑誌名です。引用する論文が信頼できるものか一番簡単に判断する方法が雑誌に記載されているかどうかという点だからです。雑誌に載るということはその編集者や機関に精査されているということです。なので、論文を使う場合は一番最初に雑誌名を探し、使えるかどうか判断しましょう。

ちなみに、雑誌名が見つからない場合は論文名だけで検索してみると見つかることもあるので諦めずに探すことをおすすめします。

WEBサイトの参考文献の書き方

著者名. 「WEBページの題名」. WEBサイトの名前. <URL>(最終閲覧日). 

例文

①ともっち.「【保存版】引用・参考文献の書き方」.ひらめき大学生. <https://lifechangex.com/sankoubunnkenn> (参照日2019年7月4日).

②日本銀行.「国際銀行の概要」 <http://www.boj.or.jp/intl_finance/outline/index.htm/>(参照日2019年7月4日).

③「【保存版】引用・参考文献の書き方」ひらめき大学生. <https://lifechangex.com/sankoubunnkenn> (参照日2019年7月4日).

補足説明

①このサイトを例とした基本形

②著者名とWEBサイトの名称が同じ場合、WEBサイト名は記載しなくて良い

著者名がわからない場合は著者名を記載しなくて良い

WEBサイトを参考文献や引用文献として記載する場合は必ず最終閲覧日を記載しなければなりません。

なぜなら、WEBサイトはその時々で文章が加筆されたり削除されたりするので、何時そのサイトを見たのか記載しなければ、レポートや論文に書いた文章と整合性が合わなくなる可能性があるからです。

 

例文②にも表しましたが、著者名とWebサイトの名前が一致している場合、題名の後ろのWebサイト名は記載しなくて良いです。

新聞の参考文献の書き方

新聞社名 「記事名」 年月日 朝刊or夕刊.

例文

①中日新聞 「社説」2019年8月10日 夕刊.

②日本経済新聞 「マツキヨ・ココカラ統合協議、売上高1兆円、業界首位。」2019年8月14日 朝刊.

補足説明
①②基本形

新聞の参考文献の書き方は他の参考文献の書き方と比べると簡単です。ネットのみで閲覧した場合はWebサイトの参考文献の書き方を参考にすると良いです。

辞書の参考文献の書き方

著者名(発行年)『書籍名』第何版,出版社.

例文

編 南出康世 (2014)『ジーニアス 英和辞典』第五版,大修館書店.

編 新村出(2018)『広辞苑』第七版,岩波書店.

辞書の場合、書籍とほとんど同じ形式で参考文献に記載します。第何版と出版社の間には,(カンマ)であることに注意しましょう。また、引用する際は出版社の後ろにページ数を記載すれば大丈夫です。

インタビューの場合の書き方(参考文献ではなく補足資料に書く)

実施した日 相手の名前 インタビュー場所

補足資料

①2019年7月16日 株式会社閃き大学生マーケティング部山田 電話インタビュー

②2021年12月18日 有限会社閃き新撰組 営業部部長K氏 東京都

補足説明
①電話インタビューの場合の書き方

②相手の名前はイニシャルで表示することも可能

インタビューは参考文献ではなく、補足資料として記載します。補足資料を書く場合は参考文献の後に記載します。また、インタビュー相手の名前はイニシャルで表示することが可能で、使う時々でイニシャルか本名か使い分けることが望ましいです。

SNSの引用・参考文献の書き方について

SNSを参考文献に記載する文献は見たことがありません。しかし、時代の潮流を考えると、これから引用文献にSNSを記載することが増えてもおかしくありません。

しかし、くれぐれもSNSを引用文献に書く際はこの内容は信憑性に長けているかどうか?を判断し、引用文献にSNSを記載する場合は自己責任でお願いします。

ツイッターの引用文献の書き方

ツイッターのユーザー名. ”ツイート内容” 投稿の日付 時間 tweet.

ともっち. ”参考文献書くことって結構めんどくさい” 2019年8月11日 18時35分 tweet.

山口智子. ”1+1ってなぜ2になるのだろうか?その答えを導くためにはどうすればいいのか誰か教えて欲しい” 2020年3月18日 2時16分 tweet.

補足説明
①②基本スタイル

ツイッターを参考文献に記載する際は、ツイートを全文記載しなければなりません。

Youtubeの引用文献の書き方

Youtube名. “ビデオのタイトル” Youtube.<URL>  アクセスした日.

ヒカキンTV ”猫の名前が決まりました!【ヒカキンTV】【ねこ cat】”.Youtube.<https://www.youtube.com/watch?v=78y5jcV1Dmg> (参照日2018年7月22日).

ニコニコ動画など他の動画サイトの場合はYoutubeの部分を変えれば、対処することができます。

なぜ参考文献を記載しなければいけないのか?

参考文献を書く行為というのはとてもめんどくさいです。しかし、自分の主張に裏付けがあるという根拠を参考文献を書くことにより補われます。

また、参考文献を記載していなければ、同じ内容のものが他で見つかった場合、盗作と疑われてしまいます。言うならば、無断転載になってしまうのですね。だからこそ、レポートや論文には参考文献を正しい形で記載することが大切です。

 

そして、参考文献が記載されていることは読む側にもメリットがあります。例えば、株主還元についての論文を読んだ場合、参考文献に書かれているものを読めばより深く勉強することができます。参考文献はユーザー目線で考えても必須なのがわかると思います。

最後に・・・論文を探す手助けしてくれるGoogle Scholar(グーグルスカラー)を紹介

ここまで参考文献・引用文献の書き方についてご紹介してきました。最後に論文を探す際に手助けになってくれるGoogle Scholarというサービスをご紹介します。

 

Google Scholarというのは、アルファベット社が提供している論文に特化した検索エンジンです。これを使えば、自分の探したいワードを打ち込むだけで論文を探し出すことができます。

 

詳しくは下記の記事で詳細に説明しているのでご覧ください。

Google Scholar(グーグルスカラー)の使い方を徹底解説|レポートや論文で大活躍間違いなし

 

2 COMMENTS

ともっち

参考になったとは嬉しいです!これからもちょいラボをよろしくお願いします。

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