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どうも!京都の大学生ブロガーのともっち(@derachan212121)です。
皆さん、ヒッチハイクってご存知ですか?
ヒッチハイク(英語: Hitch hike)とは、通りがかりの自動車に(無料で)乗せてもらうこと。 この方法で旅することをヒッチハイキング(Hitchhiking)、旅行者はヒッチハイカー(Hitch hiker)と呼ばれる。
ほとんどの方が
- 知らない人の車に乗るなんて怖い。
- もし、車が捕まらなかったらどうするんだ!
- 時間がどのくらいかかるのかわからない。
というような理由でヒッチハイクをしない人が多くいる現状です。
ということで今回は
『【第二弾企画】ヒッチハイクのド素人は京都から名古屋まで何時間かかるのか。』です。
今回のルール
第2弾 通常企画 ルール
・ヒッチハイクで京都から名古屋へ行く
・1時間に1 回現状報告(車の中にいる場合はしなくて良い)
・拉致などの事件に巻き込まれた場合、命優先。スタート地点はもちろんここ!
24時間企画でもお世話になった北野天満宮!
では、13時よりスタート!!! pic.twitter.com/HWxeNUTnls— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
【 24時間企画】でもお世話になった北野天満宮です。
これから出発点は基本的にここから出発する予定。
ちなみに【24時間企画】をまだ見ていない方はこちらの記事です。
【24時間企画】24時間同じ方向に歩き続けたら何キロ歩くことが出来るのか。検証してみた。
開始から1時間
第2弾 通常企画 ヒッチハイク編 〜1時間目〜
北野天満宮では捕まらず、
徒歩1分の大通りでヒッチハイク。しかし、30分間全く捕まらず、なんでだろうと考えていたところ、おじさんが山科だったら反対の車線だよ。と助言。地図確認し忘れた
大工の社長が京都南インターまで乗せてくれた pic.twitter.com/1B0kSqM084
— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
観光地のど真ん中でヒッチハイクするのはとても恥ずかしい
— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
北野天満宮は世界的に有名な観光地なので、世界から、そして日本中からたくさんの人が来られます。
日本でヒッチハイクをするのが珍しいのか。結構盗撮などされていました。
なので、徒歩1~2分程度で行ける大通りに行くことに!
そこからまずは山科インターに行くためにスケッチブックに山科と書いて立っていました。
京都の大学に通っているだけあって、土地勘には自信がありました。
しかし、30分程度(実際には25分ちょっとくらいかな?)車を捕まえようと試みたのですが、
全く捕まらない
え。だって京都市内でしょ?そんなに僕を乗せたくないの?と悲観的になっていました。
そうすると救世主が現れます。
『山科なら反対車線だよ~』
このおじさんがいなければ、このまま2時間、いや、3時間はこの場にいることになっていたでしょう。賭け事と同じで時間をかければかけるほど『そろそろ来るでしょ。』と事実無根な感情を持ち、持ち場を変えられない。
土地勘とか調子に乗っていましたけど、
まだ住んで4か月ちょっとだし、そもそも方向音痴だった・・・(この瞬間、馬鹿は死なないと治らないんだなと改めて実感しました)
しかし、今回は敢えて地図で方向を確認しなかった。そうだ。答えを知ってから問題を解くなんて面白くねぇ。数学と同じだ!
でないと、この30分が無駄になってしまうことになる。そう言い聞かせました。(みなさんは地図はしっかり確認しましょう)
ということで、反対車線に移ると、ほんの5分で車が捕まりました。
そして、車中のおじさんが窓を開けて
『山科は行かないけど京都南インターの前までなら送ってあげれるよ』と言ってくれました。
神降臨。
山科から京都東インターに乗れば名古屋に帰れることは知っていたのですが、
京都南インターから帰れるのかわからなかったので、おじさんに聞いてみると、どうやら帰れるらしい。
ということで乗車させてもらいました。
まず、ぼくが車の中に入って一番初めにしたことは、自己紹介です。
僕『大学一年生のともっちです(ここは本名)名古屋に帰省する目的でヒッチハイクをしています』と。
自己紹介で大切なことは
- 自分の身分
- 名前
- ヒッチハイクをする目的 です。
ヒッチハイクをする側も怖いですが
乗せる側も同じように怖いと思っているはずです。
特に名前や目的がわからないと相手は怖い思いをするだろうなと考えたので伝えました。
身分を伝えた理由は
・年齢がちょうど自分のお父さん程度だったため
・学生であるから危害は加えられないという安心感を与えるため
自己紹介により話が弾むであろうことも算段に入れていました。
何故なら、目的を明確に伝えること、身分を明かすことで話が広がるからです。
ヒッチハイクを乗せてくれる人はヒッチハイクを経験したことがある人というのが予想が付けました。
ということは、『僕も学生の頃はヒッチハイクをよくしたものだよ』と話し始めてくれるのが定石。
そして、地名のワードを入れることによりその地域の話もできるんです。
ここまでは全てヒッチハイクをする前に考えていたことでしたが、パズルトパズルが上手く型にハマるかのように自分の持っていきたい雰囲気に進めることができました。
1台目に乗せてくれたおじさんは工務店の社長でした。
20〜30年前は月100万円はザラだったのに、材料費は高騰するし、家の単価が下がったり、増税の影響で昔と比べるとこの業界は下降気味との話でした。
土木の仕事も一人前になれば月50〜60万は稼げるけど、一人前になるまでが大変なんや!ギャハハと仰っていました。
今の家は木材建築以外は積水ハウスなどから送られてくる材料を組み立てるという方式ということには驚きました。
その他にも色々話をしていただけましたがこれはヒッチハイクをした僕自信の宝として大切にしておきます。
京都南インターで工務店社長の人とはお別れしました。
開始から2時間目
第2弾通常企画 ヒッチハイク編 〜2時間目〜
京都南インターは京都東インターと違って、交通量がえげつないことと社用車やトラックが多くて中々乗せて貰えない…。そりゃあ、仕事優先に決まってる。24時間企画の後遺症があるせいで、足がしんどい。
この1時間進歩なし。 pic.twitter.com/Q5IvRWHnz9— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
開始から3時間30分目
第2弾通常企画 ヒッチハイク編 〜3時間半目〜
長距離トラックの運転手さんが乗せてくれた。暑い暑い言ってるのに長袖なのはなんなのかな?と思っていたら、刺青が入っていて仕事に支障が出るから隠しているらしい。
今まで自分が生きてきた世界は表面的な世界だったんだなと思い知らされた。 pic.twitter.com/gZ3afvRo6Q— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
名古屋南インターの手前でヒッチハイクをしていると大型トラックが止まってくれました
話を聞いてみると、息子が同じぐらいの年齢で話を聞いてみたかったらしいです。
その方は暑い暑いと言いながらなぜか長袖を着ていました。
その理由は実は刺青が入っていて、刺青があると仕事に支障をきたしてしまうからといったことからでした。
正直、ビビリの僕は腕にある龍の刺青を見て、オシッコが漏れそうでした。
しかし、話を聞いていると、この人は本当にいい人なんだと感じられ、
安堵により少し漏らしました。
その方は一度裏社会に足を踏み入れそうになったそうですが、子供が出来たお陰で踏み止まる事ができたことを語ってくれました。
やっぱり子供の力ってすごいですね。
踏み入れそうになっただけに裏社会について詳しく、色々と教えて頂きました。
内容は割愛させてもらいますが、絶対に学校や親には教えてもらえない。
尚且つ本でも学ぶ事ができないようなものをお話ししてもらいました。
高校を卒業し、大学に入学して社会人になるという至って当たり前のルートしか知らなかった自分にとって、話してもらった内容は衝撃を与えられました。
こういう世界もあるんだ。必要悪を唱える人の事がほんの少しだけわかった気がします。
その方には御在所まで送っていただけました
御在所の観光はまた今度したいなあ。。。
開始から4時間40分目
第2弾 通常企画 ヒッチハイク編〜4時間40分目〜
名古屋市の大須観音到着しました。
ゴルフ帰りのお爺さんに乗せてもらいました。自分の出身地のことを”国”というところがとても印象に残っています。
自分の最寄り駅までヒッチハイク頑張ります。 pic.twitter.com/4F5l82zKgU— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
つい最近、定年退職をされたお爺さんに乗せてもらいました。
その方は40年以上営業職を務めていて、ストレスで何度も手術を経験したとのことでした。
そして『取引先の相手にはいつもペコペコしていた。相手は立場上、上でかつ高学歴の場合が多く、踏ん反り返った態度を取る人が多かった。でも、お前らに頭を下げているんじゃなくてその後ろにある(会社という)看板に頭を下げているんだ。』とそのように仰っていました。
学生時代にこのような現場のネガティブ意見を聞けることはなかなかありません。
仕事に就く、会社に入るということは何か漠然としていて、その現実を知ることが今までありませんでした。(親もそういう愚痴のようなことは全く話さない人だったので)
このような現場の生の声を聞けたことは初めてでヒッチハイクの魅力を肌で感じることができました。
それと同時にやっぱり就職はしたくないな。という思いも強くなったと思います。
そのお爺さんは終始、こんな愚痴ばっかりで悪いね。と仰っていましたが、社会人の生の声を聞けてよかったと思っていますし、感謝さえもあります。
親も営業職をしているので同じような仕事をしているのかなと思うと、歳はその方と離れていますが、重なる部分がありました。
お爺さんはたまたま名古屋に住んでいたことから大須観光まで送って頂きました。
ヒッチハイクは目的地までお金がかからないからするというのが1番の目的だと思っていましたが、自分が経験したことのないことを聞けることの方が価値があるのでは無いかと感じました。
開始から5時間目
第2弾通常企画〜5時間目〜
最悪の天候。雨。雷。強風。
夕立であればいいんだけど…。。。
紙が濡れて使えなくなるのは避けたいので、傘を持ちながら親指を立てています。地下鉄で帰れば、15分で着くのに…早く家のご飯食べたい。 pic.twitter.com/g4R7himnCF— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
ついに念願のゴールへ
第2弾 通常企画 〜6時間55分目〜
ついに念願のゴール。
雨も止み、空には虹がかかるという感動的なゴール。
今から友人とご飯に行くことに!
いろんな話ができて楽しい旅でした pic.twitter.com/TudvVSv9jf— ともっち@大学生はてなブロガー (@derachan212121) 2017年8月22日
最後に乗せてくれたのは大学生。
雨で少し濡れているにも関わらず見ず知らずの人を乗せてくれる心の広さに感謝。
大学生とはお互いの大学がどんな感じだーとか下ネタを話したり、くだらない事を話して盛り上がった。同年代ということもあり、気を遣わずに楽しむ事ができました!
今までクラスや学校などという同じ枠組みでしか友達を作った事がなかったが、こういう風に出来る友達もなかなか悪くないな〜!
それにしてもこの日乗せてくれた人は全員ヒッチハイクを乗せた経験が無い!
なんでだろう?と考えてますが答えはわかりません!
多分こいつなら襲われても勝てる!と思ってんだろな〜笑
今日乗せてくれた方々は見てないとは思いますが、改めてお礼を言います。
ありがとうございました!!
ということで、無事ゴールできたのですが、
空を見上げるとなんと虹がかかっている!
なんて感動的なゴールなんだろう…
と思っていた矢先に白靴なのにう○こを踏んでしまいました。
最後まで僕らしい…
検証結果
ヒッチハイクど素人は京都から名古屋まで6時間55分かかる。 でした!
このヒッチハイクを通して、いろいろな事を学ばせてもらえたのでやって良かったと思います。
ちなみにヒッチハイクでお金を脅し取られるんじゃないか?と心配してるあなた!!
ヒッチハイクする奴はお金ない事を知っています。だからまずそんなことはないでしょう
と言っても世の中いろいろな人がいるのでこいつやばい人やな!と思ったら乗るのは断りましょう!
今回ヒッチハイクをするにあたって、参考にしたのは八木仁平さんのこちらの記事です。
八木仁平さんのツイッターはこちら
緊急告知
24時間企画のリベンジ戦を夏休み中に行います。
ブクマでいろいろなアドバイスをいただいたので、
今回も本気で100km目指します。
今後の動向も発信していきますので、
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